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■緩やかにつながるパブリックスペース
親世帯の庭を分筆して、子世帯の家を新築する計画です。
住宅密集地のため、南側のアパート、東側の住宅、北側の親世帯の家が近接しています。
唯一残るのが道路のある西側ですが、居間などへの強烈な西日は避けたいところです。

そこで、敷地の中で気持ちの良さそうなところを探し出し、それぞれ適したスペースを割り当て、緩やかにつながるパブリックスペースを考えました。

結果として、東側の建物と建物の間の視線が抜ける場所にキッチンダイニングを、南側にアパートを避けた位置に居間の開口部を設け、それぞれのスペースをつなげ合わせるようにプランを突き詰めていきました。